東京都では、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出す「スマート東京」の実現に向け、官民の様々なデータの利活用を促進し、新たなサービスの創出を後押しするデータ連携基盤「東京データプラットフォーム(TDPF)」を運営しています。
TDPFでは、データ利活用促進の一環として、官民の様々な分野のデータの掛け合わせや、新たなデータ利活用のユースケースを創出する先駆的なプロジェクトを選定し、支援するケーススタディ事業に取り組んでいます。
このたび、ケーススタディ事業として5件のプロジェクトを採択しましたのでお知らせします。
記
1.ケーススタディ事業プロジェクト採択結果について
採択プロジェクト
5月29日から7月8日までに応募のあった21件のプロジェクトについて、審査の結果、以下の5件を採択しました。
プロジェクト名 | 実施主体 |
---|---|
各種交通データを活用したまちづくり推進プロジェクト | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、 一般社団法人渋谷未来デザイン、 一般社団法人渋谷再開発協会、 ESRIジャパン株式会社、株式会社Luup、 Pacific Spatial Solutions株式会社 |
地域一体で育成する「多言語対応AIコンシェルジュ」プロジェクト | 株式会社IP DREAM、株式会社日立製作所、 株式会社ナイトレイ <協力>秋葉原タウンマネジメント株式会社、 Akiba.TV株式会社、千代田区 |
持続可能な観光地経営モデルの推進プロジェクト | 沿線まるごと株式会社、青梅市、奥多摩町、 一般社団法人青梅市観光協会、 一般社団法人奥多摩観光協会、 東日本旅客鉄道株式会社、株式会社リクルート、 株式会社ブログウォッチャー |
家庭系廃食用油トレーサビリティシステム構築プロジェクト | 全国油脂事業協同組合連合会、 株式会社エコクリエイティブ、アールイー株式会社 |
要配慮者の個別避難トータルサポートプロジェクト | 東京海上レジリエンス株式会社、日本電気株式会社、 アビームコンサルティング株式会社 |
今後の取組
各プロジェクトの実施に対し費用の支援やアドバイスを行います。各プロジェクトは本年8月から開始し、成果報告を令和7年2月に実施予定です。
各プロジェクトをTDPFの利活用事例として発信するとともに、創出される有効なデータをTDPFに掲載することで、TDPFの活用促進につなげていきます。
2.その他
TDPFについて
入会方法、会員一覧、データ一覧等の詳細は、以下をご覧ください。
(URL:https://www.tdpf-hp.metro.tokyo.lg.jp/)
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略10 スマート東京・TOKYO Data Highway戦略