2024年9月17日、今年度3回目のTDPF会員向けイベントを開催いたしました。今回は「交通分野のデータ利活用」を主なテーマとして、課題やトレンドを共有するセッションとデータやソリューションを紹介するピッチプレゼンを実施し、大変多くの方々にご参加いただきました。また、登壇者を交えたネットワーキングも行い、課題感の共有や会員間の連携につながる交流の場として盛況な会となりました。当日ご参加・ご登壇いただいた皆様におかれましては、お忙しい中ご参加をいただきましてありがとうございました!
開催概要 日時 令和6年9月17日(火曜日) 午後2時~午後5時 場所 デロイト トーマツ イノベーションパーク (東京都千代田区丸の内三丁目3番1号 新東京ビル8階) ※対面及びオンラインによるハイブリッド形式で実施 |
当日の投影資料は下記をご覧ください。
1 プログラム概要
TDPF事務局からのお知らせ
1.アドバイザーサービスの紹介
一般財団法人GovTech東京 テクノロジー本部 データ利活用グループ長 川口 英利
利用者ニーズに応じた相談対応やデータ・ソリューションの紹介等を受けられるアドバイザーサービスについて、概要を説明しました。
セッション
1.東京都における地域公共交通に関する取組
東京都 都市整備局 都市基盤部 交通企画課 課長代理 (地域公共交通担当) 大友 実穂 氏
東京都の地域公共交通をテーマに、その課題や将来像のほか、今後の取組等についてご説明いただきました。
2.国土交通分野DX「Project LINKS」の推進、地域公共交通DX「MaaS2.0」の展開
国土交通省 総合政策局 モビリティサービス推進課 総括課長補佐 Project LINKS テクニカル・ディレクター 内山 裕弥 氏
国土交通省が推進する分野横断的なDXプロジェクトである「Project LINKS」について、その意義や取り組み内容について、実際の画面も参照しながらご説明いただきました。また、MaaSの課題や、その課題に対応したMaaS2.0の概要についてもご説明いただきました。
3.公共交通オープンデータと公共交通オープンデータチャレンジ2024~powered by Project LINKS~
公共交通オープンデータ協議会 YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 ユビキタスシステム研究室 部長 山田 浩之 氏
鉄道やバス等の交通事業者のデータを取りまとめる公共交通オープンデータセンターについて、その意義や現況、活用事例についてご説明いただきました。
ピッチプレゼン
1.マイクロモビリティのオープンデータ化と利活用
OpenStreet株式会社 代表取締役社長 CEO 工藤 智彰 氏
シェアサイクル・モビリティの普及状況と、そのデータの利活用事例、事例創出の取組についてご説明いただきました。
2.今のMaaS状況と日本全国版MaaS
ジョルダン株式会社 執行役員 戦略企画本部 本部長 兼 J MaaS株式会社 取締役 岡田 円 氏
現在、国内で展開しているMaaSサービスの傾向と課題、それを解決する日本全国版MaaSの考え方についてご説明いただきました。
3.ロケーション、施設データを活用するためのデータクレンジングの重要性と課題~データはあるのに使えない?~
株式会社ゼンリン 東京第一支社 東京第一自治体営業課 課長 崎谷 佳那 氏
データを活用する前段階としてのクレンジングの重要性、実際のクレンジングフローについてご説明いただきました。
4.リアルタイムデータの活用について
東日本旅客鉄道株式会社 マーケティング本部 戦略・プラットフォーム部門 デジタルビジネスユニット マネージャー 山口 智丈 氏
2020年から実施している交通各社とのリアルタイムデータ連携の取り組みや、その利用事例やビジネススキームについてご説明いただきました。
5.MaaSの持続と価値証明、街づくりに向けて
MONET Technologies株式会社 MaaS事業部 部長 鈴木 彩子 氏
MaaSサービスの目標設定、需要予測、実績把握、改善を支援するデータ分析についてご説明いただきました。
6.スマートバス停とデータ活用による公共交通維持・利便性の向上
株式会社YEデジタル ソリューション営業本部 新規ビジネス営業部 副部長 野依 元彦 氏
バス業界の課題や、それを解決するスマートバス停のサービス内容・導入効果についてご説明いただきました。
2 入会申込みについて
入会の申込みにあたっては、各種規約への合意、gBizIDプライムへの登録が必要となります。申込み後審査を行い、申請後2週間を目途に登録に関する通知を送付します。
申込みについては、こちらをご覧ください。
3 お問い合わせ
各種お問い合わせはこちらまでお願いいたします。