2024年11月5日、今年度4回目のTDPF会員向けイベントを開催いたしました。今回のイベントでは、ご登壇いただいた皆様より、災害時に備えたデータ利活用の課題や最新の取組状況等の共有と、防災分野におけるデータやソリューション等の紹介をいただきました。また、第二部のネットワーキングでは、登壇者と会員間で新たな連携が多数行われ、大変盛況な会となりました。当日ご参加・ご登壇いただいた皆様におかれましては、お忙しい中ご参加をいただきましてありがとうございました!
開催概要 日時 令和6年11月5日(火曜日) 午後1時30分~午後4時30分 場所 Tokyo Innovation Base (東京都千代田区丸の内三丁目8番3号 SusHi Tech Square 2F) ※対面及びオンラインによるハイブリッド形式で実施 |
当日の投影資料は下記をご覧ください。
1 プログラム概要
TDPF事務局からのお知らせ
1.利用者ポータルサイトの紹介
一般財団法人GovTech東京 テクノロジー本部 データ利活用グループ長 川口 英利
11月12日にリリースされた、TDPFの利用者ポータルサイトの会員プロフィールや活用事例などの機能について説明しました。

セッション
1.「防災デジタルプラットフォーム」が守る社会 ー防災DXの担う役割ー
内閣府 政策統括官(防災担当)付参事官(防災デジタル・物資支援担当)松本 真太郎 氏
多様なデータを防災に活用する防災デジタルプラットフォーム整備のために、内閣府防災が取り組んでいる新総合防災情報システム(SOBO-WEB)、クラウド型被災者支援システム等についてご説明いただきました。

2.能登半島地震を踏まえた都の防災対策の方向性
東京都 総務局 総合防災部 防災計画課 統括課長代理(計画調整総括担当)大津 智史 氏
能登半島地震を踏まえ、首都直下地震の被害想定や、ハード・ソフト両面での対策についてご説明いただきました。

3.AI防災協議会の取組と方向性
AI防災協議会 理事長 兼 防災DX官民共創協議会 理事長 臼田 裕一郎 氏
対話型災害情報流通基盤「SOCDA」の活用事例や、防災データ連携に向けた提言についてご説明いただきました。

ピッチプレゼン
1.具体的な課題解決に向けた防災DX
I-レジリエンス株式会社 COO 兼 DX事業本部長 高木 晴彦 氏
防災情報DXの課題・あるべき姿について、また、それらを実現する3つの情報サービスについてご説明いただきました。

2.防災・減災DXソリューション 災害データの活用事例
MS&ADインターリスク総研株式会社 デジタルイノベーション本部 データアナリティクス部長 フェロー 堀江 啓 氏
災害データを活用し、被害推定・被害認定調査・初動対応をサポートするシステムについてご説明いいただきました。

3.災害情報伝達における市民情報ビッグデータの可視化とその活用上の課題
株式会社JX通信社 公共戦略部長 兼 営業企画部長 藤井 大輔 氏
従来の災害情報伝達における課題や、従来の災害情報収集手段を補完する、SNS情報などを用いた市民目撃情報の可視化サービスとその公共分野における活用の現状についてご説明いただきました。

4.地理空間情報活用による災害対応に関して
株式会社パスコ 価値創造本部 シニアエンジニア 北川 正己 氏
自社で収集・加工した空間情報を使った、平時から発災直後、復旧時にまで活用できるサービスについてご説明いただきました。

5.B-orderのご紹介
プライムバリュー株式会社 代表取締役 吉田 亮之 氏
企業と自治体をつなげ、災害時の適切な物資管理・調達を支援するサービスについてご説明いただきました。

2 入会申込みについて
入会の申込みにあたっては、各種規約への合意、gBizIDプライムへの登録が必要となります。申込み後審査を行い、申請後2週間を目途に登録に関する通知を送付します。
申込みについては、こちらをご覧ください。
3 お問い合わせ
各種お問い合わせはこちらまでお願いいたします。
4 その他のイベントについて
その他のイベント開催情報についてはこちらをご覧ください。